CWニコル氏とアファンの森へ With CW Nicol-san at Afan Woodland

2013.12.18: 活動 Activities

17日の講演会の後、CWニコル氏とマネジャーさんを黒姫まで乗せて来ました。アファンセンターを案内やスタッフのご紹介してくれました。「生きる森」を育つのに、相当努力なされている事、良く分かりました。

アファンの森のサポーター達が入れるオープン森の日があるし、地元の宿泊施設とも連携を取っているようです。貴重な施設を見学させて頂いて、嬉しかった。

After the seminar on the 17th, I drove CW Nicol and his manager up to Kurohime to the Afam Woodland Center. Nicol-san showed me around the Center and introduced the staff. I got to see firsthand how much effort has been put into restoring the woodlands -- so impressive!

アファンの森 Afan Woodland






Old Nic in the House! CWニコル氏の講演会

2013.12.17: 活動 Activities

私の憧れのCWニコル氏が17日に戸倉上山田温泉で講演会をやってくれました。私が担当している経済産業省「クールジャパン」の事業で、この温泉タウン戸倉上山田温泉をどうやって海外の観光客に売り込むかと言う事業で、ニコルさんは環境のテーマからお話ししてくれた。海外の観光地の事例や、本人の手を入れて育っている黒姫の森、そして「元気」な自然環境は訪ねる人も「元気」を与える力がある事。一番感心したのは、環境を守ると言うのは人にやってもらうのではなく、自ら汗をかけないと駄目だとの事。

私の宣伝不足で、ニコル氏の講演会の為に10人しか集まらないかと心配しましたが、先輩の方や周りの宿の協力のお蔭で100人以上参加してくれました。大成功に終わって、良かった。

これからはニコル氏から頂いた言葉をどうやって形にするかと言う宿題。

Old Nic, as Mr. CW Nicol likes to be called, is one-of-a-kind adventurer. (That's what he describes his job title as -- an adventurer!) He is someone I've gotten to know about ever since first coming to Japan, and have always looked up to. So it was an honor and a privelege to get to meet Old Nic in person, and organize a seminar for him to give a talk at.

Old Nic's talk took place at the 7th floor "Sky Lounge" of neighboring Seifuen. With the Chikuma River and Mt. Gorigamine in the background, he explained about his efforts to revitalize a forest in Kurohime, Nagano. In addition, he also gave several other recent examples of restoring natural sites in major tourist areas in North America and Europe. But it was his stories about how rejuvinated forests and wetlands have the power to rejuvinate the people who visit that struck the biggest cord with the participants.

Speaking of which, at first it seemed like only about 10 people would show up for the talk. But with some SOS assistance by my fellow innkeepers, we managed to get over 100 people to attend.

Next step will be to put Old Nic's words into action!

CWニコル Old Nic





CWニコル氏の温泉タウン戸倉上山田視察ツアー Touring Onsen Town Togura-Kamiyamada with CW Nicol

2013.12.16: その他 Miscellaneous

12月17日の講演会の為に、CWニコルさんが一日早くこの温泉タウン戸倉上山田にお越しになってくれました。「戸倉上山田の存在さえ知らないか」と私が心配していたところ、ご本人は以前に来た事があると言ってくれました。嬉しかった。

せっかくだったから、ニコル氏を戸倉上山田の河辺と周辺の山々の見所を案内しました。

温泉街の中心に千曲川が流れていて、その河川敷は今、工事が行われている:コンクリートテトラポッド接地。
「理由を知りたいが、どの国でも、観光地の所の川で美の無いテトラポッドを置かないよ」と残念に仰いました。

大正橋下流の杏畑を次に案内しました。杏宝園の社長と若手の金子さんが河川敷の自然の良さを活かせて美味しい杏を育っている事を説明しました。「エコツーリズムに向いているが、見栄えを磨きなさい」とのアドバイス。

その後、戸倉駅の上の天狗公園に連れて行きました。「親戚だ」と笑って、言ってくれました。

最後は今度、上山田川の山、温泉街の上に立っている荒砥城。侍の気持ちになりました。

17日の講演会は期待しています。場所は上山田温泉の清風園の7階、お時間は13:00から。是非に、おいでやす。





明日はCWニコル氏が来ます。間に合う? CW Nicol to come tomorrow. Will he be in time?

2013.12.15: 活動 Activities

12月17日(火)に13:00から戸倉上山田温泉の「清風園」でCWニコル氏の講演会が行われます。私が担当している温泉タウン戸倉上山田「クールジャパン」事業の関係で、千曲川と周辺の山々の活かし方がテーマです。

前日(16日)にご本人が視察で入る予定で、私が河川敷や戸倉川の山の天狗公園、上山田側の山の善光寺別院や荒砥城を案内する事となっています。

以前からはせっかくに温泉街の中心に千曲川が流れているのに、せっかく周辺にこの雄大の山々があるのに、活かせてないのはもったいないと思っておりました。

環境専門家のCWニコルさんならなんというでしょかと、ずっと思っていました。

特に、千曲川の周りはコンクリートとなっているのはつらいです。もっと原風景が出来ないのかなと。

そして、この頃は川辺で工事が行われている。なんと、コンクリートのテトラポッド接地だ。

最悪!

早目に、改善戦略を作りたい!

CWニコル氏の12月17日の講演会
申し込みはまだ余裕があります!





由布院視察: 変わらない編 Yufuin Visit: Not so Different

2013.12.14: その他 Miscellaneous

由布院は敵わない所がありながら、長野(特に軽井沢)と変わらない部分も多い様に感じました。私が期待し過ぎていたせいか、ふたを開けたらちょっとがっかりしました。

由布院の賑やかなショッピング街で最初に入ってみたお店は手ぬぐい屋さんだった。(ご存知の方が多いけど、私は手ぬぐいフェティッシュで、数十枚を持っています。) 由布院らしい手拭いを買いたいと思ったら・・・無いと言われた。見れば見るほど、トリックアート美術館とかクラシックアメ車展示館など、軽井沢や那須と同じような店の並び。

電線や電柱は由布院ぐらいが地下にしていると思ったら、戸倉上山田と同じぐらいに多い。

看板は場所によって自然な格好していたが、思い切り派ではのもあった。

街並はもっと整備されて、もっと統一されていると期待していました。

そして、夜は地元の旅館組合の方々と交流した時に、それまで聞いていた「由布院の成功している秘密」の伝説は色々と聞いてみました。

例えば、それぞれの宿の料理長たちがお互いの調理場で集まって、情報交換をしている事とか、

周りの畑がさら地にならない様に地元の農家から優先的に仕入している事、

の様な事は業界の中では伝説となっていました。

しかし、地元の組合員とお話ししたら、

料理長の情報交換はほんの一部の宿だけ。大体オーナーシェフの小さい所のみ。

食材は地元じゃ採れ切れない。もちろん、地産地消はしているけど、やれ切れないので外からも取る。

伝説と現実が違って、吃驚しました。

敵わない所と変わらないところ、良い勉強になりました。



お洒落な看板


こんな派手な色が必要?


由布院視察: 敵わない編 Yufuin Visit: Beyond Hope

2013.12.13: 青い目のおもてなし This American’s Omotenashi

Lakeside 200-yen bathhouse

湖沿いの露天風呂付き200円風呂、

豪華な茅葺屋根付きの野天風呂、

安宿にも豪華な庭園付き露天風呂、

…由布院には敵わない所が沢山ある。その面では由布院の人気度は納得が出来る。

写真は立ち寄り湯させて頂きました「夢想園」、金鱗湖沿いの200円「下ん湯」、今回にお世話になった蓮輪旅館の露天風呂。

A 100-yen onsen bathhouse with an outdoor bath on the side of a lake,

A massive thatched roof building as a changing room for an outdoor bath with an expansive view of the valley,

Even a low cost inn having an elegant garden bath,

... These are some of the things that make Yufuin what it is, and what we here in Togura Kamiyamada can't hope to imitate.

Pictured are the outdoor bath at Musoen with its grand thatched-roof building, the 200-yen Shitan-yu bath beside Lake Kinrin, and the outdoor bath at Japanese Inn Group member Hasuwa.

夢想苑 Musoen

蓮輪旅館 Hasuwa Inn



Musoen's thatched roof bathhouse


Hasuwa's garden bath


View of Mt. Yufuin from town


Yufuin's main street


由布院視察: 鉄道アクセス Yufuin Visit: Rail Access

2013.12.12: その他 Miscellaneous

博多駅を出発する「由布院の森」。特別なスタッフに注目。 Yufuin no Mori about to leave Hakata Station. Note the special staff.

由布院へ行く人には大分や福岡から電車、高速バス、高速道路など、様々な方法がある。今回は私が初めて訪ねるとの事で、せっかくだったからJR「由布院の森」と言う特別列車に乗って行きました。

戸倉上山田温泉の地元のしなの鉄道は来年度にイベント列車を購入する様に計画しているそうです。「由布院の森」など、九州の特徴的な電車は良い参考になると思いました。

九州の電車の感想の写真です。

Access to Yufuin, Japan's most popular onsen resort, is by freeway, highway bus or JR train from Oita City and/or Fukuoka City. Perhaps the most fitting is taking JR's Yufuin no Mori special train from Fukuoka, which is what I took.

Here in our onsen town Togura-Kamiyamada, our local private train operator Shinano Railway is planning on introducing a special sightseeing train next fiscal year. I think Kyushu's special trains such as Yufuin no Mori would serve as a great example.

Pictured are some of Kyushu's unique trains.

九州の列車 Kyushu Trains



「由布院の森」ワイドビュー View from Yufuin no Mori's deck


Yufuin no Mori interior detail


フォトサービス Photo service


通る町の皆様が挨拶 Locals Greeting the Train as it Passes


由布院の駅 足湯も! At Yufuin Station -- with Footbath!


Kyushu Shinkansen


Huis Ten Bosch train


Kyushu Circumnavigator


Sonic and Sasebo trains


Sonic Interior -- note the wood flooring 木の板の床材!


Yellow Diesel named "Yellow Diesel". Also had a commuter train named "Commuter Train".


由布院視察: 松本―福岡便 Yufuin Visit: Matsumoto-Fukuoka Flight

2013.12.11: その他 Miscellaneous

由布院はこのごろ「人気温泉地トップ100」の上位になっています。先日は亀清旅館が会員となっているジャパニーズ・イン・グループの研修会が湯布院で行われたので、せっかくの機会だったから由布院を視察してきました。

まずは長野から由布院までどう何行けば良いかとの問題。

前から松本空港からの飛行機に興味がありました。九州のお客さんに案内が出来るかなと。この機会で乗ってみました。

松本から出発する分にはうんと楽です。空港は高速道路から降りて数分と言う便利な所だし、駐車場は無料です。

福岡までは1時間50分で、かなりスムーズです。

福岡空港はまた便利で、中心街まで地下鉄で行ける。

松本・福岡の飛行機は便利さで言えば抜群。料金は往復で4~5万円で妥当だと思ったら…

羽田・大分はLCCで9800円だそうです。

Yufuin is an onsen resort town in Oita Prefecture on Kyushu Island. For the past several years it has consistently been ranked at the top of Japan's Top 100 Onsen Resorts list. The Japanese Inn Group of which Kamesei is a member recently held a conference in Yufuin, so I took advantage of the opportunity and went to see what was so special.

First issue -- how to get there from Nagano. Fuji Dream Airlines offers daily, 1-hour and 50 minute flights from Matsumoto to Fukuoka Airport. I had wanted to see the feasibility of enticing customers from Kyushu to come to Nagano using the flight, so I decided to try it myself.

Matsumoto Airport is very convenient -- just minutes off the freeway and connected to Matsumoto Station by a bus. The airport also offers free parking making it attractive to people from Nagano flying out.

And at the other end, Fukuoka Airport is perhaps even more convenient -- just an easy subway ride from the downtown area.

Overall, I thought the flight was a great option. And the cost, 40-50,000 yen round trip, seemed reasonable. But another conference attendee flew on a LCC from Haneda to Oita Airport for only 9800 yen. Hmmm. The Matsumoto-Fukuoka flight is convenient, but it may be a bit luxurious.

松本・福岡のFDA飛行機 FDA's Matsumoto-Fukuoka Flight





地獄谷のスノーモンキーは本物の雪猿に Jigokudani Snow Monkeys Once Again Have Snow

2013.12.10: その他 Miscellaneous

地獄谷野猿公苑のお猿は「スノーモンキー」と呼ばれていて、雪があった方が更に可愛く見える。この頃は雪が本格的に降ってきたようで、本格的なスノーモンキーになってきました。

バスの時刻表も冬版となりましたので戸倉上山田からの日帰りツアーとしてご参考して下さい。

The world-famous "Snow Monkeys" of the Jigokudani Wild Monkey Park are cute any time of the year soaking in their onsen bath. But it's when there is snow that they are truly in their most photogenic element. And that area has started to get their winter snow fall, so now is your chance!

Winter bus schedules are now in effect, so I updated the train and bus matrix to get you from our onsen town Togura-Kamiyamada to the monkey park trailhead, Kanbayashi, and back for an easy day trip.

We just had a guest from Sydney, Australia make the trip. He said he 'only' took about 200 pictures of the monkeys. The snow made for a dramatic backdrop, especially on the walk from Kanbayashi through the beautiful evergreen forest.





忘年会シーズン: 年一度のご苦労かいか悪夢? End-of-the-Year Parties: Once a Year Celebration or Nightmare?

2013.12.09: 温泉タウン戸倉上山田 Onsen Town Togura-Kamiyamada

9日は長野県旅館青年部の忘年会でした。前の日は支部の忘年会でした。その時期になりました。皆様は、忘年会がいくつですか?それか、控えていますか?下記の様に長野の県庁では親睦を含めて忘年会を積極的に行わっているそうです。

その事をSNSでアップしたら、会社の忘年会はセクハラの悪夢だと言うコメントを頂きました。皆様はどう思いますか?年一度は仲間とその年の苦労を記念して、お祝いすべきだと自分が思っていましたが、私達宿側が女性も喜ばれる忘年会の場面を作るべきかな?

(時事通信から:)

長野県庁では近年、泊まりがけの忘年会が「復活」した。観光部は旅館業界を支援
する立場から、庁内イントラネットなどを通じて忘年会旅行の実施を要請。そのかい
あって、昨年末は出先機関を含む82の部、課などが県内で宿泊忘年会を開いた。観
光部幹部は「昔は職場旅行が当たり前。観光客が減る中、まずは自分たちで盛り上げ
たい」と語り、12月中の開催件数を気に掛けている。
...
 9月の部局長会議。野池明登観光部長は阿部守一知事や幹部を前に、「身近な経済
対策として、親睦を深めて風通しの良い職場をつくるため、忘年会をぜひ宿泊で」と
要請した。宿泊忘年会を行う職場の数は右肩下がりだったが、こうした要請を始めた
2008年以降は毎年80前後まで増えた。野池部長は「温泉宿が至る所にある長野
県だからこそ」と胸を張り、参加経験がある職員には「帰りの足を心配せず飲めて、
いきおい盛り上がる。温泉も楽しめる」と好評だ。

 ある幹部は「本庁だと、昔は戸倉上山田温泉(千曲市)か湯田中温泉(山ノ内町)
で忘年会をやったもんだ」と懐かしむが、次第に若手や女性が敬遠するようになっ
た。さらに、全国で官官接待や食糧費が問題になり、田中康夫元知事の就任を機に、
「外で酒を飲むことすら駄目、という自粛ムードが広がった」とか。また、企業局は
今年の忘年会を前に職場アンケートを取ったが、「給与の特例カットもあり、宿泊は
予算面で賛同を得られなかった」(幹部)という事情もあるようだ。

 そんな中、広報県民課は職場アンケートで多数決を採り、久々の宿泊忘年会が決
まった。12月中旬の木曜日の夜、戸倉上山田温泉へ約15人で移動し、金曜日の朝
にまた出勤という強行軍。幹事の中堅は「土日だと高いが、平日なら1人1万500
0円程度。他の飲み会を1回減らせば積み立てた親睦会費で賄える」とそろばんをは
じく。同課の若手は「普段の飲み会より深い話ができそう」と期待する。

 08年に宿泊忘年会の庁内要請を始めた久保田篤危機管理監(当時観光部長)は
「県内観光の基礎需要を掘り起こそうという、思い付きだった」と笑いつつ、「民間
でも、ばらばらになった個人をまた一つにする動きがある。年1回ぐらい、こうした
機会があっていい」と指摘している。(了)