この間に長野の県庁に行った時に、インバウンド(海外から旅行者)について色々と新しい情報をゲットしました。
まずは、交通に関する。外国人の個人客の殆ど皆がJRのフリーパスを買って、旅します。日本全国を回れるけれど、長野県に入ってしまえばJR意外な線路やバスが多くて、困る。我が長野インバウンドサミットの仲間が前から何かの形の「長野パス」が必要だと言い続いております。その一歩が出来ました:
アルピコバス会社の上高地・乗鞍2デーフリーパスポート
5000円/人で上高地、乗鞍、白骨、松本、あさま温泉、美ヶ原間は載り放題になる。
アルピコと濃飛バスのコロボレーションでアルプスワイド信州・飛騨フリーパスポート10,000円/人で上記の分+新穂高温泉、飛騨高山、下呂温泉、白川郷の間は4日間で乗り放題。
料金はもう少しリーズナブルにならないかと、JRパスを持つ方に割引はできないかと言う不満が残っておりますが、最初に一歩としてとってもいいニュースです。
次は2つの新しい地域のパンフ:
安曇野観光案内所の安曇野3ヶ国語旅行ガイドと
上田地域広域連合の上田地域5ヶ国語観光観光案内
作った方の二人ともは私の憧れている仲間です。見比べたら、良い勉強になります。両方ともはマルチ言葉、両方ともは人物の入っている写真を使っています。つまり、外国人向き。しかし、上田の方が日本に良くある内容をそのまま、多言語に訳し、「りんご狩り」などを紹介しているけど、安曇野の方は例えば、太極拳体験は一番興味を持ちそうの英語圏向け英訳するけど中国人が態々日本に来て太極拳をする訳無いからあえて中訳してないとか、逆に欧米人は日本に来てゴルフまでする人が少ないけど韓国人のゴルフツアーが多いから、ゴルフの紹介は韓国語のみ。そして、りんご狩りの紹介は実際に出来る農園を2箇所紹介している。
行政の悪いくせは「平等」という事で、民間の紹介が出来ない。「りんご狩りができるよ」と言いながら、「どこで?」を教えないのは旅行者に不親切だと思いませんか?安曇野はその問題を超えました。
もう一つの大きい違いは安曇野の方の地図は地名が日本語もちゃんと載っています。上田の方はなぜか、英文のみ。旅行者が日本の方に「すみません、ここはどこですか?」と聞く時に、その日本人が地図を読めないと意味が無いじゃないですか?
最後ですが、長野県からの新しい印刷物の二つが出ました。
まずは観光部の外国語観光地図が更新・改善されました。一番の改善は地図の地名は日本語も足されました。(上記の安曇野の地図参照。)そして、私には嬉しい事は千曲市の姨捨棚田及びこの戸倉上山田温泉が既に載っていた森「杏の里」と一緒に載せられました。青い目の若旦那の努力のお陰もあるかな?
もう一つは去年に出たZagat・Naganoの英語版です。一般には手に入れないから嬉しいような、そうでもない様な感じします。