亀清旅館のそれぞれの客室をちょっとずつ改造しています。地元の文化や伝統を取組んだテーマに合わせて。
その1つは「末広」という部屋です。この部屋の庭が狭くて、そしてコンクリートのブロック塀のせいでなお狭く感じました。去年はそのブロック塀を壊して、織り込んだ木の塀を作って、取り付けました。そしてうちの庭師、岡田さんがその狭いスペースにちょっとした庭を作ってくれました。浅間石を使ったり、うまく出来ました。その庭の代表はリンゴの木です。昔からの尼酸っぱいリンゴ、「紅玉」です。私が4年半前に長野に引っ越ししてからの毎年の楽しみは周辺の農園で採れたての紅玉を食べる事。
という事で、この部屋は今度、「紅玉」という名前に変える計画です。そのテーマに合わせて、ベランダのコーヒーテーブルをリンゴの木で作りました。手作り感があって、良い雰囲気じゃないかと思います。でも、思ったほど、作るのは難しかった。家具を作る皆に尊敬しています。
これから、この部屋にお泊りになるお客様が喜んでいただけるのかな?