我々欧米人にはジャパニーズガーデン(日本庭園)が大人気です。私の地元のシアトルにちゃんとした日本庭園は二つもあるし、一般的な公園や住宅にも所々にモミジや行燈、鯉が入っている池など見れます。しかし、皆が一番憧れるのは、やはり日本の、本番の庭園である。その中で、米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」が選んだ世界一番の日本庭園は島根県にある足立美術館の庭です。
悔しい事で、今は松江まで来ているのに、旅館青年部の全国大会の行事ばかりで観光は全然できていない。また今度は改めて、ゆっくり来て、足立美術館のお庭を見ないといけない。
そして、逆に幸いの事で、長野の青年部の皆がお世話になった旅館、皆見旅館のお庭が同じジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニングの日本庭園ランキングのTop10に入っています。「1」は見れなくて残念でしたが、皆見旅館のお庭が見れて、嬉しかったです。考えてみると、旅館の庭でTop10に入っていて、凄いですよ。足立美術館や京都の有名な庭園との仲間。
亀清旅館の庭は、庭師の岡田さんの腕のお蔭で少しずつ良くなってきていますが、皆見旅館と世界が違うね。
長野県の日本庭園のベストはどこでしょうか?須坂の田中本家も良いし、小布施のオープンガーデンの中で良いお庭が沢山あるし、別所温泉の旅館「花屋」の渡り廊下の庭の合わせは見事だし。そう考えれば、信州も日本庭園ファンが喜ばれる所が沢山あります。
ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング Journal of Japanese Gardening
小布施オープンガーデン Obuse Open Gardens