Monthly Archives: 11月 2013
亀清旅館の手作り「100年風呂」で紅葉を浴びよう Bath in Fall Leaves at Kamesei Ryokan's 100 Year Bath
2013.11.19: 季節 Seasons亀清旅館の手作り「100年風呂」は雑木林の中の露天風呂。この時期はその庭が紅葉で見事になる。特にもみじとイチョウの赤と黄色葉っぱが目立つ。
亀清のフェースブックで動画をアップしてみました:
Kamesei Ryokan's "100-Year Bath" is an outdoor bath surrounded by a quiet garden of various trees planted by our gardener, Okada-san. This time of year, the leaves of the trees put on quite a show, especially the momiji (Japanese maple) and the ginkgo tree. I tried posting a video to Kamesei's Japanese Facebook page.
松本大学の佐藤先生:「クールジャパンx温泉タウン戸倉上山田」 Matsumoto U.'s Satoh-sensei Speech on Cool Japan for Onsen Town Togura-Kamiyamada
2013.11.18: 活動 Activities松本大学ホスピタリティー学科の佐藤先生は戸倉上山田温泉の旅館経営者向けでクールジャパンとのテーマの講演してくれました。先生はYokosoジャパン大使にもなっていて、NHKの「クールジャパン」番組に出演なされているし、以前はJNTOで働いていました。その経験を活かして、戸倉上山田温泉はどうやって海外からの旅行者に売り込むか、アドバイスしてくれました。
今回は日本経済産業省の「クールジャパンの芽」事業で、先頭に立っているのは私です。その関係で、会場はこの亀清旅館でした。
講演のサマリーは下記です:
参加者は11名(千曲市観光課3人、旅館組合7人、杏農家1人)
その少ない人数を見た講師の佐藤先生はJNTOの長年の経験で、海外で日本のPRを一生懸命したけど、当時は「何で日本に行かなければいけない?」という無関心と戦いしたころを思い出した。少ない分、内容の濃い話が出来たし、戸倉上山田温泉がインバウンドの本格的な受入れとして大きな一歩だったと思いました。
海外の旅行会社と苦労した経験から分かったのは、日本がディスティネーションとしてまだまだマイナーだとの事。尚且つ、WWIIの思いが残っている。ドイツとイタリア以外な国と日本が敵だった。特に、12月7日は敏感な日。
しかし、日本への「思い」は真珠湾攻撃で終わってしまう事はない。掘り起こせば、日本に対する興味や好奇心がある。それを活かせば、日本への旅行が生まれる。
これからは日本全国が東京オリンピックへ向かって、インバウンドの準備を
→http://www.keidanren.or.jp/policy/2013/092.html
PRする時に避けなければならない事:
*ばらばらの大きさのパンフ (4"x9"は通常の棚におけるサイズで、郵送するのに通常の封筒になり、郵送料が比較的に安い)
*長過ぎてドライ動画 (30-40分ではなく、3-4分)
飛騨高山の事例 ≪ビジョン≫
30~40年前は日本への観光が「京都・箱根・日光」中心でした。「裏日本」も紹介したいとの事で、飛騨高山と協力をした。
1986年にインバウンド宣言した。当時の箕谷さんが先頭に立って、この頃は飛騨グリーンプラザの社長に切り替わった。
米国デンバー市と姉妹都市に。
駅前にフルサービスの案内所に多言語パンフ・HP(現在は11ヵ語 www.hida.jp)
宿のスタッフに外国語を話せるスタッフ、病院・ボランティアーガイドのネットワーク
長期ビジョンに中期・小期の目標。住民の理解を。
箱根ゲストハウスの事例 ≪ふれあい≫
宿主の高橋さんは地元の小学校と交流を提供する。
日本人の「生活」を見せる。銀行、事務所、旅館のバックヤード。
京都の錦市場、高野山の座禅
戸倉上山田は姨捨の棚田?
おもてなし: 客の立場
*お料理は「うちのメニューを食べてもらう」のではなく、宗教やアレルギー、ベジタリアン等の対応を。それぞれの宿はそれぞれの専門に。選択性に
*町中のWiFi
*インターネットのアクセスが出来るPCをロビーに置く
*ネットワークを作る(警察、病院)
*キャッシング化
*宿のスタッフの顔をHPやパンフに出す。
*市の観光協会にて宿を紹介するサイト
*長野オリンピックの時にNTTは多言語通訳の3-Way通話
質問:
Oさん カード利用の手数料が高い
先生 旅行会社より安いし、信用性が高める。
Tさん 旅行者の予約はメール?予約サイト?
先生 把握する為にアンケートで実施すべき
「ふれあい」: 皆からの提案
T 上山田神楽保存会の練習をオープンに
Oさん 小学校・市民運動会
Hさん 冠着太鼓のふれあい太鼓
Kさん 農業見学
Iさん 高齢者との交流 三味線イン・ザ・パーク
Kさん JAの工場や越路の蕎麦工場の見学
Tさん 住民の理解につなげたい
さあ、この骨董品は何でしょ? Any Guess What This Antique Is?
2013.11.17: 亀清旅館 Kamesei Ryokan17日の稲荷山蔵開き市に次男を連れて、行ってみました。稲荷山の昔からの土蔵からこういう宝物が出てくるか、期待していました。
予想通りでした。
この面白い道具があった。品物の重量を量る「はかり」。昔は商人は歩いて回って、品物の量り売りの場合はこういうはかりを使っていた。
はかりはキログラムではなく、貫だそうです。
1貫=3.75kgだそうです。尺貫法は明治から1959までメートル法と同時に利用されたようで、それ以降は少なくなって、1966に完全にメートル法に変わったそうです。
500円で歴史をゲットしました。
ただ、どこで飾るか、困っています。とりあえず、亀清旅館のお風呂の入り口にプッチ資料館がございますので、そこで展示する様にしています。
背景に写っている和傘も稲荷山蔵開き市で購入しました。亀清の貸切風呂へ行く入口に置く様にしました。雨の日に貸切風呂へ歩くお客様が使える様に。これも500円!
もうすでに来年の蔵開き市を楽しみにしています。
On the 17th, I dragged our #2 son to Inariyama for the antiques sale. I was looking forward to seeing what kind of treasures would come out of the nooks and crannies of Inariyama's old storehouses, and I wasn't disappointed.
Pictured are a couple of the items I picked up. Any guess what that item with the hook is? It's a portable scale. Traveling salesmen used to sell some objects by weight and used this kind of scale to measure, not kilograms, but "kan". (1 kan = 3.75kg). Apparently 'kan' were used along side kilograms from the Meiji era until 1959 until being phased out and totally replaced by the metric system in 1966.
A bit of history for only 500 yen!
And the Japanese umbrella in the background was also 500 yen. I put it at the entrance to the path to Kamesei's family bath, for guests to use in the rain.
After discovering these great treasures, I am already looking forward to next year's antiques sale at Inariyama!
稲荷山地区にアンティーク市?わあ~い!Antiques Sale in Inariyama -- Yeah!
2013.11.16: その他 Miscellaneous千曲市の稲荷山地区は明治時代からの土蔵がたくさん残っていて、ちょっとした蔵の街です。稲荷山のお好みやけキャフェ「しるきー」から下記のようなイベント情報が入りました:
第2回イナリヤマ蔵出し市
平成25年11月17日(日)
08:00-14:00
千曲市稲荷山荒町 (しるきー前)
古家具や木桶の民具などの販売に、豚汁サービスもあるようです。
我々欧米人はアンティークが大好きですが、売っている所がなかなかない。稲荷山のこの市場があって、個人的に嬉しいです。一緒に行きませんか?
On the northern tip of Chikuma City is the historical Inariyama neighborhoood. Dozens of classic earthen-walled storehouses line the narrow streets, giving a sense of what the area was like during its heydays as a transportation and distribution hub during the late Edo era. Tucked away in nooks and crannies of those storehouses are a wealth of antique pottery, furniture, cookingware and a myriad of other objects. Once a year, the storehouses are 'opened' and the antiques put up for sale. This year will be the 2nd annual such Inariyama Antiques Sale, to be held as per the following:
Inariyama Antiques Sale
Sunday 17-November, 2013
From 8am to 2pm
Inariyama's Aramachi street, in front of okonimiyaki restaurant "Silky".
Antiques tend to be popular in the West, and it always amazes me there aren't more antique shops here in Japan, especially with all the skillfully crafted furniture and other objects here. So Inariyama's Antiques Sale is sure to be a great opportunity to pick up some classic Japanese artifacts!
信州の新しい杏ブランド「杏都(きょうと)」 Nagano's New Apricot Brand: "Kyoto"
2013.11.15: 長野に来る理由 Reasons to Come to Nagano千曲市の旧更埴地区で森「日本一あんずの里」からの杏を使った商品を紹介する「杏都」ブランドが出来ました。
杏入りのチョコとか、
杏入りのラスク、
杏入りの寿司も。
その商工会の方々が亀清旅館に顔を出してくれました。「ぜひ、亀清の売店で販売して下さい」と。
「いやだ」と答えておきました。
と言うのは、見れば分かりますが、亀清の売店はわざと小さくしています。以前は私どもの宿がお客さんに館内でお金を落とすように大きい売店やスナックなど作った。そのせい、人は外へ行かなくなった。下駄の「カランコロン」の音が消えれば、街が寂しくなる。
ですから、私はその商工会の方々に「杏都」の商品を戸倉上山田のお土産屋さんに置きなさいと言っておきました。うちのお客さんに案内しているから。
その様に杏都ブランドを応援したいと思います。
Chikuma City's Koshoku district is home to the Mori "Apricot Village", Japan's number one apricot producing area. The Koshoku Chamber of Commerce guys paid us a visit to introduce their new "Kyoto" brand of apricot-related goods:
Apricot chocolates,
apricot rusk,
even apricot sushi!
The Chamber of Commerce guys wanted us to sell the Kyoto products at our mini souvenir shop here at Kamesei Ryokan.
I told them, "No way!"
The reason is that us hotels and inns have had a bad habit of scheming to get customers to drop as much cash as possible INSIDE our establishments by building lavish souvenir shops, lounges, etc. But if you keep guests from going outside, the surrounding town becomes quiet.
So I told the Kyoto Brand guys to place their product at the souvenir stores here in onsen town Togura-Kamiyamada, as we often recommend our guests to go shopping at those places. That's how we would like to support the Kyoto brand.
地元「モキ製作所」の新しい薪ストーブ New Wood Stove by Local Maker MOKI
2013.11.14: 温泉タウン戸倉上山田 Onsen Town Togura-Kamiyamada戸倉上山田の薪ストーブメーカ「モキ製作所」は新しいモデルを売り出しました:IILA(イーラ)というコンパクトな薪ストーブ。
亀清旅館のロビーの薪ストーブが同じモキ製作所からです。冬がこれだけ寒い長野には薪ストーブが必要なもので、地元のメーカーがあって嬉しいです。
今まではストーブを設置する為に広い場所が必要でしたが。しかし、この新しいIILAじゃ割と狭い所でも出来そうです。薪ストーブを考えている方、是非にご相談してきてください。
取り敢えず、この冬も茂木さんのストーブで亀清旅館のロビーがぽかぽかです。
Local wood stove manufacturer Moki dropped off a poster about their new model, a compact stove called "ILLA".
Here in Nagano with its brutally cold winter, a wood burning stove is a necessity. We have a large size Moki stove in our lobby here at Kamesei, so I'm grateful we have a stove maker right here in Togura-Kamiyamada.
If you are considering getting a stove, feel free to ask us advise on what kind is best.
一歩進んで、一歩下がる、その2 1-Step Forward, 1 Step Back, Case 2
2013.11.13: その他 Miscellaneous戸倉上山田温泉の中心となるカラコロ足湯の横に新しい看板が立てられました。地元の自治会の掲示板。「目立つところで立てたかった」そうです。
まあ、目立つや。
何であの「水と緑」の自然で溢れている公園で、木造の足湯と東屋の間にあの鉄筋で冷たい看板を立つかい?
ご参考に、別府温泉の最近の看板の写真も。
Our local government put up a new sign next to the Kara-Koro footbath, the symbol of Onsen Town Togura-Kamiyamada. Why a cold, metal sign next to our wooden footbath and gazebo in the park with all those beautiful trees and the pond?
For contrast, also pictured is a new sign in Beppu Onsen.
一歩進んで、一歩下がる、その1 1 Step Forward, 1 Step Back, Case 1
2013.11.12: その他 Miscellaneous町興しでも何でもそうですが、一歩進めば一歩下がる事があります。
戸倉上山田温泉の本通りに広い空き地がある。不幸に当たった老舗旅館「ねづみや」の跡。土地の持ち主、上山田温泉会社が新しい利用者を探したが、この不景気の中でなかなか難しくて…
結局、私どもの温泉街の中心的な所に新しい建物が決定:
3階建てのマンシオンで、一階はコンビニになるそうです。
空け地より何でも良いでしょが、派手なコンビ二?
ちょっと悲しいな。まあ、道沿いについでに足を作ってくれるそうで、まだ良いですね。
As with many things in life, civic improvement is often one step forward, one step backward. On our main street here in onsen town Togura-Kamiyamada, one of the empty lots is going to turn into a 3-story apartment building with a convenience store on the first floor.
I suppose anything is better than an empty lot, but a convenience store?
At least a new onsen footbath will also be built, so all is not lost.
旅館青年部で温泉街に光を Ryokan Junior Assoc. Bringing Light to the Onsen Town
2013.11.11: 温泉タウン戸倉上山田 Onsen Town Togura-Kamiyamada今年はまた私たち旅館青年部が戸倉上山田温泉の本通りと「水と緑…公園」でイルミネーションを飾り付けた。長野の長~い冬に光が入るように。
イルミネーション委員長の秀雄さん、ご苦労様です!
Once again this year, the members of our local Junior Ryokan Association decorated the main street and park of our onsen town Togura-Kamiyamada with strings of lights. Winter in Nagano is long and cold, but these lights will help to brighten it up.
Special thanks to Hideo-san, our Illumination Guru.