内陸と日本海をつなげる飯山海道。
昔の塩の道。
将来の北陸新幹線の通るルート。
戦国時代の上杉謙信が川中島の戦いの時にこの峠を越えたと言われている。
この峠が「富倉」と言う地区です。謙信が教えたと言われている笹ずしと、信州そばを代表する戸隠と同じ標高で育っている富倉蕎麦の伝統食事文化の故郷。
飯山見学中、ガイドの南沢さんが富倉の「かじか亭」に連れてくれました。
私は信州そばが詳しいつもりでしたが、今まで富倉蕎麦が知りませんでした。普通のお蕎麦と違って、繋ぎは小麦粉じゃなくてオヤマボクチ(Synurus pungens)を使う独特なお蕎麦です。
富倉そばは戸隠そばと比較したらまだ穴場的かもしれないけど、お蕎麦の世界の中で特徴的だし、富倉への旅実体、その歴史的な飯山海道を通る事が魅力的。
出会って良かった。